体を動かす大切さ
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体を動かす大切さ
テスカテラスの子が最近言ってたことなんですが、「不登校をしていた時は外出してもすぐに疲れていたけど、テスカに来るようになって疲れなくなった」と。家でじっとしていた時よりも毎日テスカテラスでしっかり体を使っていることが逆に疲れない体を作っているのかなと思います。テスカテラスでは体を動かす機会がたくさんあります。休み時間は教室で鬼ごっこを常にやって走り回っているし、公園にもしょっちゅう行って体を使っています。ともかくみんなよく走ります。公立の小学校で高学年にもなると、無邪気に走り回ることはあまりないと思うのですが、高学年の子も低学年の子と同じように楽しそうに走っているんですよね。その光景を見て、本来子どもはいくつになってもこんな風に動きたいものなんだろうなと思えてきます。
そんなことしていてかっこ悪い、誰かに言われると言う空気感がテスカテラスにはありません。みんな実に気持ちのいいくらい楽しそうに飽きもしないで飛び跳ねています。そしていつの間にかとても機敏に動けるようになって体力もついてきています。
子どもらしいという言葉が適切なのかわかりませんが、子どもの時代に子どもらしく生きることができ、それを存分に味わって気が済んでいることが私はとても大事だと思います。今の日本の教育ではそれがなかなか難しいですよね。学校から帰ってきても、習い事、塾、などに追われて忙しく過ごしている子どもたち。消耗している感じがします。思いっきり子ども時代を過ごすことができない。それは、いつの間にか子どもの気力を奪って行くことに繋がるのではないでしょうか。子どもの成長段階にその時にやるべきことをやっておくことは子どもの心を満たし、人生を肯定的に捉えることができる人になっていくと私は思っています。
つづく
※このブログはTeska Terraceを身近に感じていただけるようにと思って理事長の駒井が書き綴っております。