子どもと1人の人間として付き合う

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2025.03.13
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子どもと1人の人間として付き合う

先日からカナダに住む娘と孫が日本に遊びに帰ってきています。孫は4歳と4ヶ月。久しぶりに会ってこんな小さくてもいろんなことがよくわかっているものだと感じました。先日、娘は用事があって居なかったので孫と2人で車で買い物に出かけました。ドラッグストア、スーパーマーケット、ケーキ屋、百均、などなど、車を降りたり乗ったりという繰り返しに孫は嫌になったのか、途中で「僕は行かない。車で待っておくのでバアバ行ってきていいよ」と言うのです。チャイルドシートに乗っているし少しの間だったら大丈夫だろうと判断して、さっと買い物を済まして戻ると平気な顔して「おかえり」と言うのでした。4歳の子どもとは思えない平然とした様子に驚きました。娘が孫に話すところを見ているとそんな難しいことを言ってわかるのかなと思うようなことが結構あるのですが、孫はおおむね理解をして返答をしています。子どもだと思って話すことはしないようにしていると娘。そう言えば孫が赤ちゃんの頃から、外出するときに「今から〇〇に行くよ。〇〇分くらいかかるからね。」と言ってこの先にすることをきちんと娘は伝えていました。私はそんなことを言ってわかるのかなあと思いながら聞いていたのを覚えています。娘は孫を赤ちゃんの時から1人の人間として、家族の仲間として言葉掛けをしてきましたが、それが今に繋がっているのかなあと思います。

多くの大人は、子どもだからこれくらいしかわからないと勝手に決めつけてしまっているので、子どもの本当のすごい能力を知らずにいるのではないでしょうか?かくいう私もかつてそうでした。子どもを同じ人間として尊重した向き合い方をすると子ども自身も、自分で選択したことに責任をとる生き方を覚えていくことになるんだろうなと思います。私も孫に対して娘が接するように、1人の人間として尊重して付き合って行きたいと思います。

つづく

※このブログはTeska Terraceを身近に感じていただけるようにと思って理事長の駒井が書き綴っております。

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