Teska Terraceで大切にしたいこと5
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心の耐性を育む
テスカテラスでは子ども心の耐性を育みたいと思っています。
現代、社会に出た時に上司や先輩、同僚のちょっとした言葉に傷ついて、折れてしまう若い人たちが増えています。そのことから鬱を発症したり引きこもりになってしまう人も多くありません。なぜそんなことに至ってしまうのか?それは一つには幼い時から人との関わり合いの経験や失敗の経験が少ないからだと言われています。痛い目に合ったり、傷つく経験をすることでだんだんと心も丈夫になっていき、少々のことでは折れないリカバリーできる心の耐性ができていきますが、その経験が少ないと簡単に折れてしまうんですよね。
子どもたちは経験した数だけ、乗り越えるためのいろんな方法を学んでいきます。前と同じようなことが起きた時はその経験値から落ち着いて対処ができるようになります。そして乗り越えた経験が多ければ多いほど子どもの自信につながっていきます。そうやって心の耐性が育まれていきます。結果、自分は大丈夫だと自分を信じることができるようになる。それが私は何より大事だと思っています。
でも親はできるだけ失敗をさせないようにしてしまいます。
それは子どもの失敗して落ち込んでいる姿が可哀想になったり、親自身がその姿を見たくないという気持ちが働くからです。本当に子どものことを考えたら失敗をネガティブに捉えるのではなく、チャンスとして一緒に考え励ますように子どもに伝えることが大事だと思うのです。
「人生は思い通りにはいかないけど自分は大丈夫だ」と子どもが思えるようになったら心の耐性は相当できている状態だと思います。テスカテラスは子どもたちにそう思って自分の人生を歩んでもらいたいので、広い意味でいろんな経験ができる環境を作って行こうと考えています。
つづく
※このブログはTeska Terraceを身近に感じていただけるようにと思って理事長の駒井が書き綴っております。