驚きのプレゼン
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驚きのプレゼン
テスカテラスではプレゼンの授業が毎週木曜日にあります。そのプレゼンは、次の日の校外学習の行き先を決定するためのものです。
まず子どもたちは、パソコンを使って自分が行きたいところを調べます。あらかじめテスカテラスから車で1時間半以内の施設のリストをドキュメントに作ってあるので、そこから選択します。決めたらその施設のHPを検索し、画像をいろいろピックアップしてスライドに貼り付けます。それから文字を打ち、場所や費用も入れてスライドを完成させます。(費用はあらかじめ決まっている予算内で考えます)
制作時間は40分くらい。サクサクとパソコンを使いこなし子どもたちはあっという間にスライドを作り上げます。文字打ちも、ブラインドタッチの練習をしてきているのでとても上手。画像の配置や、
文字の大きさ、など考えて作っていきます。そしてプレゼンの時間。1人1分半くらいを目安にモニターを使って行います。
子どもたちは、入学した当初と比べると本当に素晴らしいプレゼンができるようになっています。恥ずかしがらずにみんなの顔を見て身振り手振りを使ってしっかり話すことができています。大人顔負けのプレゼンだなあと思います。人前で話をすること、しかも台本も見ないで(当初は台本を作って見ながら行っていました)落ち着いて説明ができること、なかなかできることではないと思うんですよね。でも、積み重ねていくことでできるようになり自信になっていく。小さな成功体験が子どもたちを成長させるんだなあと思います。
パソコンを使ってスライドを作ることを小学校のしかも低学年の子どもたちができてしまう。私は入学当初、そんなことできるのかなと失礼ながらちょっと思っていました。でもブラインドタッチも短時間の練習であっという間にできるようになったり、パソコンやマウスを上手に使いこなしたり、驚くことの連続でした。「すごい!すごい!」と私は思わず言葉が出てしまうほどでした。
子どもだからと決めつけずいろんな可能性を広げてあげること。それが何より大事だなとしみじみ思います。
プレゼンが終わった後は、子どもたちだけで車座になってさらにその施設の良さやメリットを伝え、最終決定します。ちなみに今回は奈良県の生き物ミュージアムに決まりました。
※このブログはTeska Terraceを身近に感じていただけるようにと思って理事長の駒井が書き綴っております。