Teska Terraceで大切にしたいこと1

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2024.12.13
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掃除について

息子が小学校の教師時代に掃除について話していたことがありました。「掃除ができていない汚い教室は心が乱れているのでそのクラスも荒れている。」と。だから息子は教室を整理整頓してゴミが落ちていない状態に維持することを大事にしていました。教室を綺麗に保つことがどうして必要なのかを子どもたちに話し、ゴミが落ちていたら自ら息子がすぐに拾うので、生徒たちもその姿を見てゴミを見つけたら拾っていたようです。また掃除の時間もふざけたり、だらだらして掃除をサボる子がいなかったのは掃除の意義を生徒たちがきちんと把握していたからでした。だからみんなが掃除を真面目に取り組むのであっという間に終わる。息子が高学年のクラスを担任していた時は1年生のクラスに子どもたちが掃除の手伝いに行くこともよくあったと聞いて、そんなこともできるようになるんだなあと感心したことを覚えています。

私がかつて会社を経営していた時の話ですが、お客様が会社に来られた時に「綺麗で整理整頓ができている会社ですね」とよく言われました。私がそれを心がけていたのは整理整頓ができていない会社は探し物を常にしていてそれに時間を費やすことが本当に多いからです。一人一人のその時間を積み重ねていくと意外に多くの時間を無駄にしてしまっているんですよね。しかも探し物をしているとストレスがかかります。結局労働時間がそのことによって長くなっているので働く人に負担がかかります。整理整頓は人数が増えれば増えるほどできなくなるので、物の場所、必要な数を働く人たちが把握しておく仕組みを作ることを心がけました。
もう一つ綺麗であるための大事な要因は、その会社で働いていて社員が満足しているかどうかということです。自分の会社を誇りに思っているとか、自分は必要とされていると感じていると、人はその会社を大事にしたいと思うので綺麗に掃除をしようと言う気持ちが働きます。きっと息子のクラスでも同じようなことが起こっていたのだろうと思います。息子が生徒一人一人を気にかけていて大事に思っていることが伝わっていたから、子どもたちはうるさく言われなくても掃除を自らしていたのでしょう。

テスカテラスでもいつも綺麗で整った環境で過ごせるように子どもたちに掃除の大事さを伝えて行きたいと思っています。

 

つづく

※このブログはTeska Terraceを身近に感じていただけるようにと思って理事長の駒井が書き綴っております。

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