Teska Terraceの誕生2【難航した学校の場所探し2】

難航した学校の場所探し

2022年1月に淡路島の廃校がダメになったあと、2月くらいに滋賀県の琵琶湖の湖西線側にある幼稚園の跡地をいつもお世話になっている京都信用金庫の方に紹介いただいたのでした。思わぬお話に驚きました。凹んでいた私たちにとってはその方が救いの神のように思えました。

そこは淡路島の廃校ほどの広さはありませんでしたが十分にやっていける広さでした。しかも借地ということで初期投資が少なくて済むこともありがたいことでした。しかし問題はその地域の住民の家と土地が隣接していたので、住民の方からOKをもらわないと話が進まないことでした。

4月くらいから私たちはテスカテラスの理事をしていただいている川田さんと高岸さんと京都信用金庫の方にご協力をお願いして、何度も住民の方達に集まっていただき話し合いをしました。回数を重ねるごとに住民の方達が少しづつ協力的になってくださって、7月ごろにはOKをいただけることになったのでした。しかしながら喜んでいたのは束の間で、結局行政からNGの判定が出て再び私たちはまた場所探しの旅に出ることになったのです。

今度は滋賀県の県会議員をやっていて地元のことをよく知っている姪っ子に相談をしました。そして9月ごろに大津市の湖東の方で昔学校兼寄宿舎だった物件があると紹介を受けたのです。それを見に行ってみるとちょうどいい大きさで建屋の中もリノベーションをすると使えそうだったので私たちは前向きに考えることにしました。

ダメだと思えばまた新たにお話が出てくることは本当にありがたかったのですが、この物件も結論から言うと持ち主との話し合いが

うまく行かず断念することになったのでした。それが2023年の4月のことでした。私たちの場所探しの旅はすでに2年が経っていました。一体いつになったら場所が見つかるのかと落胆していた私たちは、全く違う視点で探すしかないと思い始めていました。

つづく

※このブログはTeska Terraceを身近に感じていただけるようにと思って理事長の駒井が書き綴っております。