Teska Terraceの誕生1【難航した学校の場所探し1】

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2024.09.25
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難航した学校の場所探し①

 

2020年、コロナの年に息子家族に男女の双子が生まれました。そして息子は、「子どもたちは将来公教育には入れたくない。自分で教えたい。」と言い出しました。型にはめる教育、先生ガチャが酷すぎる、せっかくの才能を潰していく今の教育。息子はそれを9年間現場で見てきたので自分が親の立場になった時に、どうしても嫌だと思ったようでした。それで家の近くに塾を作り子どもをそこで教えようかなと思うと言い始めたのでした。

 

その話を聞いて私は25年来の夢であった学校をいよいよ作る時が来たと思って、息子に「一緒に新しい教育で子どもたちが幸せになる学校を作ろう!」と言ったのでした。そうしたら息子は二つ返事で「やろう!」と同意してくれそこから私たちの学校作りのプロジェクトがスタートしました。それが2021年の4月でした。

 

意外に難航したのは学校の場所探しでした。一番最初に検討したのは淡路市にある廃校でした。私の知り合いの経営者が淡路島に拠点を持っていて、淡路島の情報を色々教えてくれたことがきっかけで考え始めました。行政に話を聞きに行ったところ結構手応えがあって最初は協力的でした。行政の人は4校ほど廃校を案内してくれ1つちょうどいいと思うのが見つかって借りれる流れになっていました。地域の人もとても協力的で私たちの学校に期待してくれていました。そして拠点になる部屋を学校の近くに借りて準備を粛々と進めていたのでした。

 

ところが行政からこの話は無かったことにしてほしいと突然の連絡があって私たちは愕然としてしまいました。どうやら私たちの作る学校が不登校を助長するという見解に至ったようなのです。納得できない私たちは、相当行政の人と話し合いをしましたが見解が変わることはありませんでした。

 

やる気満々だった私たちは心が折れてしまいました。淡路島を撤退したもののこれからどうしようかと思っていたのですが、そんな時にいつもお世話になっていた方から滋賀県の方でいい物件があると連絡が入ったのでした。

 

つづく

※このブログはTeska Terraceを身近に感じていただけるようにと思って理事長の駒井が書き綴っております。

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