駒井家の不登校2【親の会に参加】

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2024.07.01
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親の会に参加

親の会に参加した私は驚いたことがありました。私は2、3ヶ月で娘が学校に戻れると思っていたので「駒井さん、子どもが学校に戻るには時間がかかるよ。まあ5年くらいはみておいた方がいいよ。」と言われて頭が真っ白になりました。「え!そんな時間かかるの〜〜〜〜〜?」と気が遠くなったのを覚えています。

 

それから参加者のお母さんたちがニコニコと笑顔なのにも驚きました。「子どもが学校に行ってなくて苦しいはずなのになんで笑顔なん?」って不思議に思いました。その時の私には、不登校を受け入れて子どもを信じて待っているお母さんたちの気持ちが全くわからなかったんですよね。ジタバタしても仕方がないと思えるようになったのは随分時間が経ってからでした。

 

親の会では自分の気持ちを理解してもらえるという大きな安心感があったので、私は毎月の開催日には必ず顔を出すようになりました。共感してくれる人がいることでしんどい毎日が続く中でも、
孤独にならずに済んだなあと思います。友だちもできて、お茶やご飯に行ったりもするようになりました。私にとって親の会は唯一の居場所になっていたのでした。

 

2014年、私が京都で不登校の親の居場所『傍楽』https://hataraku703.com/
を開設したのはこの経験があったからです。

 

私が親の会に通うようになってだんだんと不登校に対する理解ができるようになり、少しづつ心が楽になって行きました。そして2年くらい経ったある時大きな心境の変化が起こりました。

つづく

 

※このブログはTeska Terraceを身近に感じていただけるようにと思って理事長の駒井が書き綴っております。

 

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