駒井家の不登校①【不登校の始まり】

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2024.06.24
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不登校の始まり

我が家は、夫、娘(現在42歳)、息子の優一(現在39歳)の4人家族です。今は子どもたちはそれぞれ結婚し子どもがいます。
27年前の9月、娘が高校1年の時に不登校が始まりました。私や夫にとっては青天の霹靂。まさかうちの子が!と大騒ぎになりました。追い討ちをかけるようにしばらくして息子が「お姉が学校に行かんのやったら俺も行かん」と不登校に。

 

2人ともが学校に行かなくなり、夫には「お前の育て方が悪いからこんなことになった!」と責められてしまうし、私は「なんでうちの子たちが、よりによって2人とも学校に行かないんやろ。私を苦しめるのをやめて〜〜〜!」と被害者になっていました。

 

我が家にとっての地獄の日々が始まりました。ともかく私が一番苦しかったのは、「学校に行かなくなってこの子らの将来が絶望的になってしまった。この先まともに生きていけるんだろうか?」という不安感でした。当時の私は学校に行かないと人並み生きていけないと思い込んでいたので、なんとしても学校に戻さなければならないと焦っていました。

 

先に不登校になった娘は、昼夜逆転の生活が始まりました。朝、無理やり起こして引っ張って学校に行かせようとしたことも何度もありました。でもどうしても学校に行けない娘を見て、しばらく様子を見るしかないと思ったのでした。娘のしんどそうな姿は、疲れ果てた病人のようでした。

 

その後私がなんとかしなければと思って、まずカウンセラーに通いました。でも話をしたところでなんかわかってもらえている気がしなくて、カウンセラーを転々としました。そんな時あるカウンセラーに「親の会があるから、行ってみては?」と言われて、藁をもすがる思いで親の会に参加したのです。

 

つづく

 

※このブログはTeska Terraceを身近に感じていただけるようにと思って理事長の駒井が書き綴っております。

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